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2006/07/24

新海カントクのアレ

それでだ、その帰りにTSUTAYAに寄って「雲のむこう、約束の場所」を借りたわけですよ。

「人を想うこと」に重きを置きたいカントクの意図はともかく、ちょっと精神的に過ぎやしないか?

戦後、南北に分断された日本とか、北海道にそびえる謎のアレとか、巨大な舞台装置の前でアヤトリの実況中継を観てるようなもどかしさを感じるのね。

前半の中学生時代のエピソードが意味なく長くてダレるし、ヒロインがアレになっちゃう前から、主人公は北海道のアレにあこがれてんだけど、理由全然分かんないし。あと、政府と利害の一致するテロリストって何?

中学卒業後、進路も立場も違えた親友と簡単に仲直りしすぎ。銃とか突きつけてたのになあ。

最後、ついに主人公は戦火の中、アレへの命がけの飛行に出発し………大したトラブルもなく簡単に到着。んで、すべてがあっさり解決。おめでとう、ああ、本当におめでとうございます。

食  い  足  り  ね  え。

背景は相変わらず凄いし、ヒロインも(デザインはともかく)フニャフニャした動きがかわいい。


次回作は大げさな舞台装置がないようだから、そういう意味でのアンバランスさはないと思うけれど、さらに地味な映画になる予感。

まあ、頑張れ。

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細田カントクのアレ

「時をかける少女」を車を飛ばして嫁さんと観に行く。「シネプレックスわかば」というシネコンが最寄り劇場だった。

坂戸遠いっちゅうねん。

130人収容の小劇場に、土曜の夜に30人もの熱心なお客さんを迎え上映開始。

主人公と「親友」2人の演技が自然で良い。お話は悪くない。後半の盛り上げ方が、スレてしまった筆者にはちょっとシラケるけど、「青春モノ」というくくりなら文句なし。

終盤ちょっと冗長なのが気になった。ここら辺で終わりかな~と思ったら続きがあって二、三回ずっこけた。

作画が崩壊しているわけではないけど、作画のタッチが劇場向きでないと思う。DVDで自宅のテレビに映してみてちょうど良い感じ。

パンフレット、薄くて高すぎ。買ってもしょうがない。

ラストの1チャージしてくれた(と思われる)アレは、何だったのだろう?

あと、芳山和子が薬学博士を志していないのはどうかと。

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ちくしょう、何でこんなことに

ブロードバンドスピードテスト
http://www.bspeedtest.jp/

公共の場でテスト出来ひんやん。

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2006/07/15

身近な恐怖

閉じ込め1時間、2児童が脱水症状…シ社前身の会社製
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060714-00000318-yom-soci

エレベーターは、死亡事故などのトラブルが相次いでいる「シンドラーエレベータ」社の前身「日本エレベーター工業」が1989年に製造したもので、マンションの建設当初から設置されていた。

まったく、シ社の製品群にも困ったものだねえ…。ちょっとコンビニ行ってくる。まだ風強いけど。

Imgp4995

神よ…。

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PCの箱に5万円!? 何かのジョークでしょ?

星野金属、不渡りで生産停止
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0711/soldam.htm

うわ――――! きた――――!!!

ソルダムが「星野は単なる委託生産先だから、他の工場で生産できます!」とか強弁してるけど、どう見ても一蓮托生です。本当にありがとうございました。

今後の生産はLIAN LIとかに頼むといいんじゃないですかねえ。

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2006/07/02

中国語版「涼宮ハルヒの憂鬱」

前回は英語版の話でしたが、今度は中国語版の話などを。

「涼宮ハルヒの憂鬱」繁体中国語版は、角川書店の台湾現地法人「台灣國際角川書店」から公式に出版されており、台湾と香港で購入可能です。

台湾角川は角川書店の雑誌・小説・マンガなどの中国語版を制作するほか、「台北ウォーカー」などのオリジナル雑誌も刊行しています。

また、「輕小説(ライトノベル)」の翻訳・出版も意欲的に行ってます。
http://www.walkersnet.com.tw/fiction/news.asp

まあ前置きはこのくらいにして…。


筆者、地の利を生かして買ってみました。駅前で2軒書店を回って見つけました。NT$180(約670円)。地方の、さほど大きくない、アニメショップでもない本屋に普通に置いてある事実に恐怖を感じながら開封。

Haruhi_cover
「涼宮春日的憂鬱」と「涼宮ハルヒの憂鬱」

なんでか一回りデカいですね。

ご存じとは思いますが、中国語には日本語のひらがな・カタカナにあたる表音文字がありません。全部漢字。なので、苦肉の策として「ハルヒ」→「春日」と当て字されています。しかも、中国の人は、漢字を迷わず中国語読みします。当たり前ですが。よって、

 涼宮ハルヒ → 涼宮春日 → リアンゴン・チュンルー(Liánggōng Chūnrì)

もはや誰だか分かりませんね。この謎変換はよく行われており、

 宇多田ヒカル → 宇多田 光 → ユードゥオティエン・グァン(Yŭduōtián Guāng)
 浜崎あゆみ → 浜崎 歩 → バンチー・ブー(Bāngqí Bù)

Jポップの旗手がK-1予選落ちのムエタイの選手かサモアの戦士になってしまいました。中途半端に漢字を使う日本人ゆえの悲劇と申しましょうか。

…脱線したので、速やかに本題に戻ります。


Haruhi_frontispiece

ハルさん中国語しゃべってますやん!

先ほど「表音文字はない」と言いましたが、難読漢字を読ませたり、子供に言葉を教えるための発音記号「ボポモフォ」はあります。上の画像左上で「へ」のように読める文字がそれです。これはボポモフォでいうところの「ㄟ(Unicode:0311F)」で、「エィ(ei)」と発音します。

まあ、要するに「え~?」と言ってるのだと思います。

ちなみに、このボポモフォがひらがな・カタカナのように使われることはあまりありません。

また、脱線しましたね。


では、恒例の訳文比較。

「また図書館に」 → 「下次再一起去圖書館。」(今度また一緒に図書館へ行きましょう)
「俺、実はポニーテール萌えなんだ」 → 「説真的、我很喜歡妳綁馬尾的樣子。」(ホントのことを言うと、私はあなたのポニーテール姿がとても好きです)

ホンマ、中国語もワビサビと無縁の言語やで。


上の訳文を見てて気づいちゃったんだけど、前回の記事の「全シリーズ英訳プロジェクト」はこの中国語版を元にしてるような気がしてきましたよ。

 × 中国語版(公式) ← 日本語版(オリジナル) → 英語版(非公式)
 ○ 日本語版(オリジナル) → 中国語版(公式) → 英語版(非公式)


たとえば、中国語版は6巻「動揺」までしか出てないんだけども、英語版も7・8巻の翻訳に全く手が着いていなかったりします。

さらに、中国語版1巻にはこんな誤訳があるんだけども

●オリジナル
「あなたと涼宮ハルヒは2時間30分、この世界から消えていた」

●中国語版
「你跟涼宮春日在今天凌晨兩點三十分、從這個世界消失了。」
(あなたと涼宮ハルヒは今日未明2時30分、この世界から消えた)
さて、英語版がどうなっているかというと…。
●英語版
"At two thirty this morning, you and Suzumiya Haruhi had disappeared from this world."
今朝2時30分、あなたと涼宮ハルヒはこの世界から消えていた)
きたー

中国語版からの翻訳説にまた一歩近づきましたね。


【追記】二人が「帰還」したのが2時13分という記述が直前にあるために、中国語の人も英語の人も混乱してしまったのでしょうか?


さて、チュンルーさん以外の登場人物がどう表記されているのか見てみましょう。

  • キョン → 阿虚(アーシュー/Āxū)
  • 長門有希 → そのまま長門有希(チャンマン・ヨウシー/Chángmén Yŏuxī)
  • 朝比奈みくる → 朝比奈實玖瑠(ジャオビーナイ・スージォウリォウ/Zhāobĭnài Shíjiŭliú)
  • 古泉一樹 → そのまま古泉一樹(グーチュアン・イーシュー/Gŭquán Yīshù)

まったく、おまえらはどこのタイ映画かと。ていうか、アーシューさん!? 誰!?

「阿」は、名前の前につけて「~ちゃん」的な意味合いを持たせます。つまり、

虚  ち ゃ ん―――。

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2006/07/01

オタクの執念、世界共通

一般常識に疎く、どうでもいい情報だけやたらと濃いWikipedia。英語版で「涼宮ハルヒの憂鬱」を見る。

The Melancholy of Haruhi Suzumiya
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Melancholy_of_Haruhi_Suzumiya

おお、濃い濃い。初期エピソードの髪型の解説とか、「原作は2回マンガ化されているが、最初のマンガは存在そのものがなかったことにされている。あと、マンガ作者が同時期に版元に無断でハルヒのエロ同人を制作していた」とか、英語圏の人がそんな情報知ってどうするのかと。

【追記】髪型についての記述は、最近のバージョンでは削除されています。
【追記】同人誌を制作していたのは事実ですが、成人向けではなかったそうです。


全シリーズ英訳プロジェクト
http://www.baka-tsuki.net/project/index.php?title=Suzumiya_Haruhi
まあ、キャプチャしたアニメに英語字幕つけちゃう猛者もいるくらいなので、ライトノベルの翻訳はお手のものか。

「また図書館に」 → "Let us go to the library again next time."
わぁ、身もフタもねえ。「行きましょう」と言っちゃわないところがポイントなのに…。ホンマ、英語はワビサビと無縁の言語やで。あと、長門さん的には「連れてって(Please take me~)」の方がしっくり来るような気もする。
「俺、実はポニーテール萌えなんだ」 → "You know, I really like you in a ponytail."
「○○萌え」は日本語でもかなり新しい表現なので、置き換えるのは難しかろう。しかしやれ。


おまけ。元ネタは2次創作。「にょろ~ん」をどう翻訳するか、裏で熱い議論を戦わせる英語圏の人たち萌え。
http://wiki.sos-dan.com/wiki/Nyoro%7En

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