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2007/01/28

新橋にあって香港にないもの

今どき、Hongkong を「ホングコング」と読む人はいないと思いますが、「Honkon」と書いちゃダメなの? と思う人はいるかもしれません。

先に正解を書くと、書いちゃダメなのです。「-n」「-ng」は違う発音なのです。中国語には「ん」が2種類あり、ちゃんと区別してあげないと別の意味になってしまうのです。

※ 「Hongkong」はわかりやすい例としてあげたもので、実際には「-on」という母音は中国(北京)語にはありません。
※ ちなみに「ホンコン」は広東語での発音で、中国(北京)語では「Xiānggăng(シァンガン)」になります。

さてここで、実際にどう発音するかをすっ飛ばして、実は日本語には「ん」が3種類あるのをご存じですか?

「『ん』は『ん』だろ…常識的に考えて…」と思うでしょ? それでは、唇と舌の動きに注意しながら以下の単語を発音してください。

  1. あんない(案内/Annai)
  2. あんがい(案外/Angai)
  3. あんま(按摩/Amma)

「みんな同じだったよ」という人は帰っていいです。

前出の「Hongkong」は、「2.あんがい」を発音するときの「ん」で「ホンコン」という必要があります。

「3.あんま」の「ん」は中国語にはありません。すげえ、日本語勝った。

まあ、日本語の場合は、次の音節の子音に引っ張られてるだけで、意識して区別しているわけではありませんけどね。

ちなみに、筆者、「-n」「-ng」の聞き分けがほとんどできません。そんなオレ様にお勧めのソフトはこれ。

 言葉のまど - ピンインチェッカー
 http://k-mado.co.jp/pchk.html

※ 要中国語フォント(simsun.ttc…WinXP、 Office2000以降等に同梱。IEの簡体字中国語サポートでもOKのはず)


余談ですが、JR新橋駅のローマ字表示が、ちゃんと「Shimbashi」になってて感心しました。

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2007/01/14

【追記あり】台湾新幹線:(いろいろな意味で)ホットな10日間

ダブルブッキング・野鳥殺戮・ドア故障・白煙騒ぎ(※客が隠れて吸ったタバコが引火)…と開業2週間経たずして早くもネタ列車と化している台灣高鐵=台湾新幹線ですが、皆様いかがお過ごしですか。


「30分以上遅れたら全額返します」というピザ屋もビックリのキャンペーン、先日、早速適用第1号が出てしまいました(早っ!)。ドア故障で列車を交換せざるを得なくなってしまったからです(結局、終点着は40分遅れ)。

チケット販売システムも、ダブルブッキング事件の他、「何か処理遅くね?事件」とか「カード返ってこないんだけど事件」とか「おつり止まらない事件(一攫千金)」と、これまた心温まるエピソードの数々を提供してくれます(主犯その1)。どこ製だ? このポンコツ。

結局台灣高鐵は、ダブルブッキング対策のために列車を増発する羽目になったりしています(30分1本ダイヤなのに、なんかもう1編成、謎の列車が密着追走しており、筆者は肝を冷やした)。

ちなみに、主犯その2を挙げるとすると、実は乗客だったりします。火災報知機のボタン押しちゃうとか(見たことないんか?)、トイレでタバコとか、ダブルブッキングに怒って、車掌を呼びつけようとして車内非常停止スイッチを押しちゃうとか…。

【追記】ファーストクラス(グリーン車)に備え付けのヘッドフォンが客にパクられて、もう3分の1くらいしか残ってない、なんて話も聞きました。挙げ句の果てにネットオークションにかけられてたとか…。

他にも表に出ない凡ミスの数々には驚かされます(「運転士はどこ?事件」とか…)。


この辺の問題は、筆者のコントロール範囲外なので手の出しようもなく、「まあ頑張れ」としかコメントのしようがありません。


さて、日本で新しく新幹線を走らせるとなると、今のところ100%、JRが運営を担当します。JRは鉄道事業のプロ中のプロですので、突然北海道に新幹線作るよ! となっても、今までのノウハウが適用できる範囲は広いわけです。

一方、台灣高鐵は台湾に新幹線を走らせるために作られた新しい会社です。つまり素人です。一応フランス・ドイツの鉄道会社とコンサルタント契約を結んだり、一時期はJR東海や西日本が研修生を受け入れたり、逆に技術指導員が来台していた時期もありました(最終的には手を切ってしまいましたが…)。

とはいっても、列車がろくに走っていない状態では、技術の伝授にも限界があるわけです。そういった知識・経験不足による弊害が一気に吹き出しているのが今の現状だと考えます。


現地新聞では、「1週間で遅れが9本、高速鉄道の世界ワースト記録を更新した」だの「乗客をモルモットにするのか」とか「先輩である台灣鐵路(国鉄)や台北捷運(台北新交通)に頭を下げて教えを請え」などボッコボコのサンドバッグ状態です。

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/070111/4/992n.html
(例によって繁体中文)


「教えを請えばいいじゃん? 鉄道会社同士だし」と思うでしょ? 捷運はともかく、台鐵は競合する路線が多く、メチャメチャ敵視してるそうな。総統が強権でも発動しない限り、協力はまず得られないと思います。


とにかく、ここまで来たら、高鐵はこの半額期間に経験を積んで、来るべき本番に備えるしかないわけです(20日から? 延びるかも)。これだけ責められている状況で、死人・けが人が出るような最悪の事態は避けねばなりません。ホントに頑張れ。筆者も頑張るからさ。


前も書いたけど、台湾新幹線の基幹部分は、日本の新幹線40年分のノウハウが注ぎ込まれています。この部分での事故はまず起こりえないと考えていい。ただ、何かあると(安全のために)すぐ止まるように作られているから、その辺で、これからも利用者に迷惑かけちゃうかもしれない。

これから乗ろうと考えている人は、そこら辺ご理解の上、「没関係」の精神で(えー?)流していただけるとありがたい、かな? かな?

(日本と同じレベルで定時運行できるはずなんだけどねえ…)

【追記】
Tips:現状、切符を買うには結構並んで待たされます(大人気なわけでなく、券売がもたついているので…)。現金よりカード、それも窓口より自動券売機の方が早く買えるとのこと。

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2007/01/02

【追記】台湾新幹線開業記念:関連画像お蔵出し

時速300km到達!

まあ、はじめはいろいろトラブルがあるだろうよ。始めだし。

しかし、そこは腐っても日本の基本システム。簡単には人死にさせないようになっているので安心! のはず。まあ祈れ。

開業間近ということで、未公開(かつ、問題なさそうな)関連画像を公開。

Imgp5585 Imgp5664 Imgp5666 Imgp5668 Imgp5669 Imgp5671 Imgp5672

おまけ動画
Imgp5588

まだまだ筆者の仕事は続く…。


以前の新幹線関連画像はこちら。
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2006/11/post_d5ae.html
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2006/10/post_fafd.html
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2005/10/post_5912.html
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2005/03/post.html
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2005/02/1.html

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【続報】台湾新幹線開業の件

はいはい、あけましておめでとう。

チケットは明日1/2の6時発売開始らしい。まあ、運行本数も少ないから、日本からじゃ取れないだろうけどね。

将来的には、ネットで世界中から席が取れる模様。

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