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2007/06/13

「LAME」と「午後のこ~だ」のクセを見切ってみた(前編)

愛と感動の後編はこちら
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2007/06/lame2_6b24.html

ISO が提示したサンプルにパッチを当てながら改良・発展した「LAME」。さらにLAMEから派生した国産の「午後のこ~だ」。この2つの mp3 エンコーダは親子丼の関係にあると言えます。

丼言うな。

さて、「LAME」と「こ~だ」にはどのような違いがあるのでしょうか? あるいは、違いはないのでしょうか?


1.今回ネタにしたCDはこちら。

孫燕姿(ステファニー・スン)/逆光  ※日本語ページ
http://japanese.cri.cn/134/2007/04/05/1@90557.htm
http://plaza.rakuten.co.jp/chinapops/diary/200705230000/

中国語圏で人気のシンガーが、3月に発表したばかりのアルバムです。いや~、日本からCD持って来るの忘れちゃって現地調達。買っといてアレだけど、今回のアルバムはあんまピンとこない。

その中から4曲目「咕嘰咕嘰(JIS漢字で[口古][口幾][口古][口幾])/グジグジ」というおもしろい曲をサンプルに採用。 出だしはエレクトロポップっぽいのに、途中オーケストレーションが入ったり、ラップになったりと要素が多彩なので平均点的な結果が期待できます。

2.解析ソフトは前回と同じWaveSpectraを使用します。

efu's pageWaveSpectra for Windows

3.「午後のこ~だ」は公式サイトから最新版を入手します。

@MARINECATフリーソフト Windows

最新版といっても、2004年5月に小改訂された Ver 3.13a なのでちと寂しい。このバージョンは標準の手順では Windows Vista にインストールできないことが報告されています。

※ 一番簡単な対策は、Vista 以前の Windows にいったんインストールして、/Program Files/WinGOGO/ フォルダをまるまる移動。これ。

4.「LAME」を入手します。Ver 3.97(2006年9月版)が記事執筆時の最新正式版です。

LAME 公式サイト ※英語ページ

LAME は決まった GUI を持たないので、必要なら別途お好みで入手します。筆者は以下をセレクト。国産です。

KKKKK.NetLame Ivy Frontend Encoder (LIFE)


これが、この曲の無圧縮WAVEファイルを解析した波形です。各周波数帯のピーク値です。当然ながら、変なリミットがかかった痕跡はありません。

さて、ここでおもしろいグラフをお見せしましょう。どん。

これ、実は1枚目と同じデータだと言ったら信じてもらえます? 1枚目の横軸真ん中あたりの「1k(Hz)」は、2枚目ですと横軸0と2の間になってしまいます。それでいて扱っている周波数の範囲はほぼ一緒なんですよ。恐ろしいですね。

音や電気信号の周波数分布を扱うときは、1枚目のグラフが一般的です。対数的に軸を取る理由を簡単に言うと「20Hzあたりで1Hz違うと大騒ぎだけど、20000Hzあたりで1Hz違っても無問題」ということです(←なんだそれ)。

本記事では、違いを強調するため2枚目のグラフを積極的に使っていきます。

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