2011/10/11

さそり座(現・SWAY)「おいでブランコリー」をCDで入手する方法

Blancoli

なし崩し的に復帰した筆者であるが、今日はドマイナー邦楽ネタなどを。

かなり昔に、こちらの記事でさそり座の「おいでブランコリー」が収録されているコンピレーションCD「極・奥のフォーク道」を紹介したことがあるが、これの再販がかかっている模様

ポニーキャニオン楽天市場店/極・奥のフォーク道 [CD]

しれっとアフィリエイトなど仕込んだので、リンクをクリックする際は注意して欲しい。

問題は、この一曲のために1万円出せるかどうかだろうね。

それよりも、おじさん、この曲と「窓ガラスのへのへのもへじ」のPVが観たくて仕方ないわけ。参考までにこの記事にジャケ写を貼ってみたけど、この絵が動くPVがあるはず。DVDで1万円くらいで誰か手を打ってくれないもんだろうか?

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2009/02/25

Vocaloid:ミクちんとがくぽの歌う「不得不愛」があった

まあ、俺が作ってるんだけどね。

「不得不愛(ブダブアイ=愛さずにいられない)」は、カナダ生まれの台湾人・潘瑋柏(ウィルバー・パン)と大陸出身の弦子(シエンズ)のユニットが2005年に発表した曲。韓国の兄弟ユニットFreeStyleの「Y」という曲のカバー。

どうも権利関係でモメた模様で、YouTubeで「不得不愛」を開くと韓国人による「盗作! 盗作!」のコメントで荒れてたり、HyperJOYでは「作詞/作曲:不明」と表示されたりする。

NHK中国語会話2006年度のテーマ曲にもなったそうだが、筆者、台湾に行くまで知らなかったな~。

作りかけ試聴版>BuDeBuAi_prev.mp3 (942.4K)

ホントに作りかけ。ミックスも適当。コーラスも入ってない。当然ながら弦子のパートをミクちんにやってもらう。「I Love You」の後の「うぉ~♪」がなんかかわいい。

意外や意外、がくぽもなかなかポテンシャルが高い。日本語ではあり得ない仮名遣いでも頑張って歌ってくれる。

筆者は勘がいいので、この曲はお蔵入りするような気がしますよ? 中国語ラップとかあり得ないし。


なおこの曲には、本家FreeStyleが日本語で歌うバージョンが存在する。世理奈のミニアルバム「Like you」のボーナストラックとして収録されている。「不得不愛」も「Y」も日本国内での入手は大変だが、こちらはJ-POP扱いなので興味のある方はどうぞ。

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2008/06/01

VOCALOID: ニコニコデビューその後

前回、筆者は中華ポップスの初音ミクカバーをひっさげてニコ動に乗り込んだのでした。あれからまもなく1週間、内容のニッチ具合に比較すると、予想を上回るアクセスを頂き恐縮であります。

しかし、「簡体字」で文句を書き散らしていく人がいて、ちょっと面白いなあ。福建の言葉が方言だって書いたのがよほど気に障ったのかしらん。筆者、悪口のつもりで書いてないけど。大陸にはムキムキしてる人が多いのかねえ。おー怖い怖い。

暇だからYouTubeにも輸出して、ミクちん知らない人の反応でも拾ってくるかねえ。

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2008/05/26

VOCALOID:初音ミク、中華ポップスに挑戦!! 無惨な結果に俺失禁!?

いや、失禁とかしてないし。

ニコ動を適当に検索してたら、中華ポップスで筆者一押しの孫燕姿(ステファニー・スン)の初音ミクカバーを発見。

ていうか、作ったの俺ニコ動からいらした方は回りくどくてごめんなさいね。

需要とか分かんないけど、mp3置いときますね>TianHeiHei.mp3 (4141.2K)

以下解説。

●楽曲元ネタについて


孫燕姿って誰?

日本語Wikipediaに項目あり。基本的に台湾の人。
孫燕姿 - Wikipedia

孫燕姿のCDが欲しいんだけど…

残念ながら日本盤は存在しません。中華グッズ専門店、大型音楽ショップ(タワレコの通販にはあった)で輸入盤を当たるか、いっそのこと台湾に行ってしまうのも手かと。近いし安いし。怖くないから新幹線とか乗れ。

タイトルの「天黑黑」について

北京語(標準中国語)では「ティエンヘイヘイ」と読みますが、作中では「ティオーオー」と歌っています。ここだけ台湾語読みなのです。台湾語とは、福建省付近の方言の流れをくむ、台湾第2の公用語です。使われる漢字は北京語とだいたい同じですが、発音がひどく異なっています。東京弁と沖縄方言くらい違います。

「天黑黑」ってどういう意味?

主人公の祖母が台湾語で歌う「天黑黑 欲落雨 天黑黑 黑黑」は、台湾の民謡の一節です。雨乞いの歌のようで(この辺自信なし)、本来の意味は単に「空よ曇れ~ 雨降ってくれ~ 曇れ~」と願をかけているだけです。「雨が降っても勇敢に進め」などとは一言も言ってません(><)

●作品について


ミクちんは、適当に打ち込んでもそれなりに歌ってくれる優秀な子。それに引き替えリ(略)。

とはいえ、中国語は日本語にない発音が多すぎるので大幅に妥協。それっぽく聞こえればよしとしました。

筆者が見つけた、ミクちんのちっぽけなノウハウ

  • 「私」を意味する中国語「我(ウォ)」は、Vocaloid Editorにて歌詞「wo」をブチ込むと吉。
  • 「天(ティエン)」は、字面そのままに「てぃ-え-ん」と打ち込むと悲惨なことになる。そこで、「てぃ-ye-ん」で代替すると吉。でもやっぱり「ん」の発音がつながりません。
  • 「じ」とか「ず」の音量がでけえ。
  • バラード系の曲にはBRE(ブレシネス)が意外と効果的。のどをキュッと締めたうわずった感じが出ます。

●その他


久々にDTMの世界に戻ってみれば、DAW? 何それ? どこの国の武器?

何しろ、筆者の制作環境、一つ前はRoland SC-55とレコンポーザだかんね(死)。しかも正確には、X68000のレコポクローン、STedだったりするという地獄。

ピアノは、YAMAHAいにしえのXG音源ボード「SW1000XG」のグランドピアノにコンプとステレオエンハンサーを軽く効かせて。ハードの音源モジュールは不便だねえ。ノイズ乗るから録音大変だし。

やべえ、今になってテロップの誤植発見(死)

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2007/11/20

「DTM MAGAZINE」12月号、再版かかる

【追記】11/20 18:00現在、再び品切れとなっています。瞬殺?

「VOCALOID2 初音ミク」特集をしたばかりに、従来と違う層の人たちに買い占められてしまった DTM MAGAZINE 11月号と12月号だが、12月号が再版かかってるのでオークションに入札している人は直ちに引き上げるが吉。

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2007/06/21

「LAME」と「午後のこ~だ」のクセを見切ってみた(後編)

前回のエントリはこちら:
「LAME」と「午後のこ~だ」のクセを見切ってみた(前編)

今回の実験で使用した、各エンコーダの設定は以下のとおりです。その他、高音質を謳ったオプションにはチェックを入れています。

設定項目

LAME

午後のこ~だ

圧縮モード

VBR(可変)

最低/最高ビットレート
(Kbps)

32/320

ステレオモード

ジョイントステレオ

共包絡ステレオ

エンコード速度

0:高音質

高音質/非常に遅い

ところで各エンコーダには、「1秒平均でどのくらいビットを割り当てるか」を設定できる項目があります。「LAME」では「ビットレート音質」、「こ~だ」では「VBRクオリティ」と呼ばれています。


「LAME(LIFE)」はここ。ただし、平均ビットレートは事前には分からない


「こ~だ」はここ。「ターゲットレート」で大体の目安が示される

この項目を変えながら圧縮を行った結果が以下の表です。

LAME

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

平均
Kbps

241

228

202

159

147

130

119

111

95

79

サイズ
MB

7.8

7.3

6.5

5.1

4.8

4.2

3.9

3.6

3.1

2.6

 

こ~だ

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

平均
Kbps

204

197

194

187

171

147

117

110

107

92

サイズMB

6.6

6.3

6.3

6.0

5.5

4.7

3.8

3.6

3.5

3.0

「LAME」に比べると「こ~だ」の変化幅が狭い以外に、とくに不審な点はありません。また、平均ビットレートとファイルサイズは比例するので、これもどうということはないでしょう。

強いて言うなら、「こ~だ」のターゲットレート表示はあてにならない事が分かります。(設定1のとき、160Kbpsとか表示されていた気が…)。

それではこの中から、ほぼ同じ平均ビットレートとなった、「設定2のときのLAME」と「設定0のときのこ~だ」の周波数分布を解析してみましょう。


LAME: VBR(Avg.202Kbps)…設定2

GOGO: VBR(Avg.204Kbps)…設定0

赤いラインは無圧縮の場合の分布です。「LAME」は19,000Hzあたりでローパスフィルタがかかっています。対して、「こ~だ」は大きな違いがありません。

「こ~だ」のローパスは、設定3から有効になることを以下のエントリーで確認しています。
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2007/04/post_8eda.html

それでは、設定0(最高音質)の「LAME」はどうでしょうか?

LAME: VBR(Avg.241Kbps)…設定0

リミットが変わるだけで、ローパスフィルタそのものは無効にならないようです。では、おそらく設定上の最高音質と思われる、CBR(固定ビットレート)320Kbpsではどうでしょうか?

LAME: CBR(320Kbps)

傾向が変わりません。また、ほんの少しですが高音が強調される傾向があります。

【参考】GOGO: CBR(320Kbps)


高い周波数の音を圧縮するには大きな情報量が必要になります。しかし、十分なビットレートが割り当てられないとひずみとなって聴感を損ねます。そこで、ローパスフィルタを駆動して、前処理で高い周波数の音をカットし、これを防ぎます。

さて結論です。2つのエンコーダのもっとも大きな「クセ」の違いは、このローパスフィルタのさじ加減と言えるでしょう(エントリーの最後に、他の設定での比較を掲載したので参照して下さい)。

とはいえ「『こ~だ』は『LAME』より高音質じゃねえの!?」とは簡単に言えないのが難しいところです。

この周波数分布グラフは、あくまで各周波数帯の最大値を示すもので、傾向は分かりますが音質を示すものではありません。

「こ~だ」は確かに原音と似た傾向を示しますが、高音を無理して詰め込んでいるかもしれない。結果、どこかでひずんでしまっているかもしれない。

「LAME」は高音部分の記録は早々にあきらめてしまっていますが、その分、人の耳が感知しやすい低~中音に情報量を割り振っているかもしれない。

  • 現実路線の「LAME」
  • 理想主義の「午後のこ~だ」

というイメージでしょうか。

音質の善し悪しを決めるのは最終的には「聞く人」です。実際にお気に入りの曲を2つのエンコーダで圧縮して、耳に合う方を選んでも良いでしょう(正直なところ、違いが分からないかもしれませんが…)。その際、このエントリーが参考になれば幸いです。


LAME: VBR(Avg.95Kbps)…設定8

GOGO: VBR(Avg.92Kbps)…設定9

LAME: VBR(Avg.111Kbps)…設定7

GOGO: VBR(Avg.110Kbps)…設定7

LAME: VBR(Avg.147Kbps)…設定4

GOGO: VBR(Avg.147Kbps)…設定5

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2007/06/13

「LAME」と「午後のこ~だ」のクセを見切ってみた(前編)

愛と感動の後編はこちら
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2007/06/lame2_6b24.html

ISO が提示したサンプルにパッチを当てながら改良・発展した「LAME」。さらにLAMEから派生した国産の「午後のこ~だ」。この2つの mp3 エンコーダは親子丼の関係にあると言えます。

丼言うな。

さて、「LAME」と「こ~だ」にはどのような違いがあるのでしょうか? あるいは、違いはないのでしょうか?


1.今回ネタにしたCDはこちら。

孫燕姿(ステファニー・スン)/逆光  ※日本語ページ
http://japanese.cri.cn/134/2007/04/05/1@90557.htm
http://plaza.rakuten.co.jp/chinapops/diary/200705230000/

中国語圏で人気のシンガーが、3月に発表したばかりのアルバムです。いや~、日本からCD持って来るの忘れちゃって現地調達。買っといてアレだけど、今回のアルバムはあんまピンとこない。

その中から4曲目「咕嘰咕嘰(JIS漢字で[口古][口幾][口古][口幾])/グジグジ」というおもしろい曲をサンプルに採用。 出だしはエレクトロポップっぽいのに、途中オーケストレーションが入ったり、ラップになったりと要素が多彩なので平均点的な結果が期待できます。

2.解析ソフトは前回と同じWaveSpectraを使用します。

efu's pageWaveSpectra for Windows

3.「午後のこ~だ」は公式サイトから最新版を入手します。

@MARINECATフリーソフト Windows

最新版といっても、2004年5月に小改訂された Ver 3.13a なのでちと寂しい。このバージョンは標準の手順では Windows Vista にインストールできないことが報告されています。

※ 一番簡単な対策は、Vista 以前の Windows にいったんインストールして、/Program Files/WinGOGO/ フォルダをまるまる移動。これ。

4.「LAME」を入手します。Ver 3.97(2006年9月版)が記事執筆時の最新正式版です。

LAME 公式サイト ※英語ページ

LAME は決まった GUI を持たないので、必要なら別途お好みで入手します。筆者は以下をセレクト。国産です。

KKKKK.NetLame Ivy Frontend Encoder (LIFE)


これが、この曲の無圧縮WAVEファイルを解析した波形です。各周波数帯のピーク値です。当然ながら、変なリミットがかかった痕跡はありません。

さて、ここでおもしろいグラフをお見せしましょう。どん。

これ、実は1枚目と同じデータだと言ったら信じてもらえます? 1枚目の横軸真ん中あたりの「1k(Hz)」は、2枚目ですと横軸0と2の間になってしまいます。それでいて扱っている周波数の範囲はほぼ一緒なんですよ。恐ろしいですね。

音や電気信号の周波数分布を扱うときは、1枚目のグラフが一般的です。対数的に軸を取る理由を簡単に言うと「20Hzあたりで1Hz違うと大騒ぎだけど、20000Hzあたりで1Hz違っても無問題」ということです(←なんだそれ)。

本記事では、違いを強調するため2枚目のグラフを積極的に使っていきます。

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2007/05/21

「らき☆すた」のアレは本当に“踊っ”ているのか!?

!?

例のOP、ネット評でよく「ベースが踊っている」とか「うねるベースライン」とか言ってるけど、ホントじゃろか? なんか周りに流されて、「うんうんうねってるね」「踊ってるね」とか話を合わせてるだけちゃうんかと。

ざっと聞いた感じでは、同じシーケンスパターンを繰り返しているように聞こえるんだよね。そんなに踊ってねえじゃん、と。

というわけで、検証してみました。TVキャプチャから音を拾ったので多少の間違いがあるかもしれませんし、それを差し引いても、おじさん、耳がもう限界っぽいのでご容赦を。


●BPM=150位、キーは F Major。楽譜はこの間ネタにした Finale NotePad 2007 で作成。

●5.のところが特に聞き取れなかったので、誰かツッコミよろしく。

1.まずは出だしのラップのとこ。このパターンが多少形を変えつつ、曲の所々に繰り返し出てくるようです。

Rakibass1

2.イントロ。1.のパターンの変形です。

Rakibass2

3.1番の歌のとこ。歌の邪魔にならないよう、手数が少なめです。

Rakibass3

4.セリフのとこ~「大いに歌ってシレンジャー」のとこまで。やはり1.の変形。

Rakibass4

5.チアのとこ。「月曜日なのに」からベースが動き出します。

Rakibass5

6.も一回ラップ。1.と同じパターン。

Rakibass1

7.「がんばって はりきって My Darlin’ darlin’ P L E A S E!!」

Rakibass6

ああ…これは、“踊っ”てるね…。おじさん、ゲロ吐きそうだよ…。

ファンク系は16分のツッコミが命なので、手弾きだとかなりのテクを要すると思うけど、決まるとカッコいいよね。


 ラップというよりは、チアのかけ声だよね。

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2007/05/01

【訂正】楽譜作成ソフト「Finale」無料版の実力を探る!

最新情報! 当記事で紹介の「天黑黑」をあの初音ミクさんが歌ってくれたぞ(ていうか筆者が泣きながら作りました)! 記事はこちらから。母さん、かたきは取ったよ…。

定番の楽譜作成ソフト「Finale」のフリー版「Finale NotePad 2007」が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/04/24/finalenotepad.html

「Finale NotePad 2007」は、楽譜を見やすいように自動整形できる定番楽譜作成ソフト「Finale」のフリー版。マウスやキーボード操作で音符や強弱記号などを入力可能で、8パートまでの楽譜を作成・印刷できる。

1998年頃のこと。所用で楽譜ソフトが必要となり、秋葉原ラオックスの楽器館に赴いたところ、Finale は最高峰のソフトとして棚に陣取っていらした。お値段も最高峰で、当時で9万円くらいだったはず。散々悩んで、もう少しフレンドリーなお値段の(それでも5万円弱!)の「Encore(アンコール)」というソフトを買った。

しかしこの Encore、ページに対する音符の大きさが3段階しか選べなかったり、日本語の扱いが上手でなかったり、細かいバグがあったりで、お世辞にも使いよいとは言い難く、とどめに開発停止。うはっ。

【訂正】開発元のPassport社は米GVOX社に吸収されましたが、Encoreは存続しており、今年中に最新バージョン4.6がリリース予定とのこと。ただし、英語版のみで個別言語版は存在しない模様です。おわびして訂正いたします。

そんな楽譜ソフトユーザ負け組代表の筆者が、果敢に Finale に立ち向かった! のだが!!

実際に配布されている「Finale NotePad 2007」は、Finale の機能を大幅にカットしたお試し版といった位置づけのもの。とはいえ、ちょっとした楽譜ならこれで十分作れるはず。使用されているフォント自体はフルセット版の Finale と同じなので、印刷品質も問題ない。

しかしかなり大胆に機能カットした模様で、ちょっと使っただけで、「あれがない」「これがない」とたちまち不満が沸いてくるのも事実。筆者の場合、

  • 5・7・11・13といった変拍子が入力できない
  • 曲の途中で調や拍子を変えられない
  • ピアノ譜なのに、左手用・右手用パートにまたがる音符・記号が記述できない
  • コードネーム入力ツールがないので、要手入力
    ※今回のサンプルでは入力を断念しました…
  • 小節の幅、音符の間隔など、自由に調整できない
  • 装飾音符、装飾記号が使えない
  • リタルダンド、アッチェレランドがない
    ※今回のサンプルではフェルマータで代用
  • 符頭の形が変えられない。ラップなどの表記に適した「符頭なし」とか打楽器で使う「×」「△」などが選べない
  • ドラム譜も一応作れるが、入力方法が他の楽器と同じで、リズムを打ち込むことをまるで考慮していない
  • パート名称が決め打ち。なんだよ「Voice」て。Vocalやろが。

一番困ったのが、テキストツール関連すべてが Unicode 対応していないこと。サンプルは中華ポップスだが、歌詞やタイトルにShift-JIS定義外の漢字が入力できない。よって歌詞をカット。これ、フルセット版 Finale も問題ありそうだねえ。

さて、サンプルは当Blogでたびたび触れている、孫燕姿「天黑黑」の冒頭部分です。日本の曲だとJASRAC規定に引っかかるので中華ポップスからセレクト。フォント埋め込みのPDFファイルなので、Acrobat Readerがあれば見られます。

ダウンロード FinaleFree.pdf (75.8K)

【余談】久々に耳コピをやったら、笑っちゃうくらい能力が落ちていて1時間くらい落ち込む。

【追記】こちらにも譜例があるので、見るよろし。

はぴめそ。Blog:「らき☆すた」のアレは本当に“踊っ”ているのか!?
http://ott-mercus.cocolog-nifty.com/kisama/2007/05/post_e03a.html

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2007/04/18

今さらながら、「午後のこ~だ」のベストセッティングを研究してみた

ホント、今さらなんですけどね。

筆者、手持ちのCDを片っ端から「午後のこ~だ」でmp3圧縮して、自宅サーバにライブラリを構築しています。進行状況は、総コレクションの半分ちょっとを超えたあたりで、まだまだ先は長いです(台湾駐在になっちゃいましたしねえ)。

ついでに、「あまり思い入れのないCDはデータ化して捨てちゃおう計画」を発動予定ですが、これはまた別の話。

先日、戯れに大陸の某検索サービスで、すでに持っている曲を落として聞き比べてみたわけです。そしたら何か、落としたヤツの方が音がいいじゃありませんか! ちなみに、落としたヤツは160KbpsのCBR(固定ビットレート)で、筆者のは32-256KbpsのVBR(可変ビットレート)ですが目標レートを128Kbpsに設定して圧縮したものです。

ちなみに、「午後のこ~だ」では、この画面で目標レートが設定できます。

午後のこ~だ:可変レート設定メニュー

たいていのエンコーダは、低いレートの時は自動的にローパスフィルタを働かせ、音のひずみを防ぐようです。そんな解析結果をいくつかWeb上で見た記憶があります(参考ページ)。ローパスフィルタは、高い周波数の音を削ってしまうので、どうしても音質は落ちます。

しかし筆者はVBRで圧縮したわけですよ? ヤバそうな所は一時的にレートを上げて、可能な限り高音質になるよう、エンコーダさんは頑張ってくれるものだ!

そんなふうに考えていた時期が、筆者にもありました。


VBR設定の時、ローパスフィルタは働いているか? スペクトラムアナライザ(周波数分布解析)の機能を持つソフトを使って調べてみました。今回使ったのはこれ。

efu's pageWaveSpectra for Windows

解析中の画面は以下のようになります(注:WAVしか解析できないので、いったんWAVファイルにデコードして食わせてます)。

WaveSpectra for Windows

だめータイトルに着目しちゃダメー

「上記の曲」の解析結果はこちら。

VBR 32-256Kbps, 目標レート160Kbps
Fa160k

VBR 32-256Kbps, 目標レート128Kbps
Fa128k

ナチュラルにローパスかけてるやん…orz

【追記】というわけで、残念ながらVBRの最大/最小ビットレートに関係なく、画一的にローパスをかけてしまっているようです。


「午後のこ~だ2」では、ローパスフィルタを明示的にOn/Offできたのですが、「午後のこ~だ3」は、目標レート次第でローパスフィルタのかかり方が自動的に変わるようです。

目標レートを変えて圧縮したデータをWaveSpectraで解析し、ローパスフィルタの上限周波数を調べました。「上限周波数」とは、これより高い周波数の音は記録されないことを示します。

目標レート

上限周波数

128Kbps

15,902Hz

135Kbps

17,291Hz

140Kbps

18,572Hz

145Kbps

20,402Hz

150Kbps

(とくに減衰なし)

160Kbps

(とくに減衰なし)

というわけで、目標レート150Kbps以上でローパスフィルタは無効になるようです。数曲試しましたが、ほぼ同じ傾向でした。

筆者、あらためて目標レート128Kbpsと150Kbpsで圧縮した曲を聞き比べてみました。128Kbpsの方は15KHzあたりでばっさり切られているとはいえ、特定の音が聞こえなくなるとかそういうことはありません。聞けない音というわけでも決してありません。

実際、これでライブラリを構築してきたわけですし。

しかし、目標レート150Kbpsの音と比べると、結構負けてます。150Kbpsの方は、空気感というか、音の広がりが確かに違う。これを聞いてしまうと、128Kbpsの方はこもった感じで聞き疲れしやすいかもしれません。

結論:ライブラリ構築やり直し。8GB・2,200曲。うひょ。

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